退職する先輩に贈り物をしたいのですが、何を贈れば良いかわかりません

こんにちは!

ロー・D・スおじさんです。

世界政府はおじさんのことを「ロースおじさん」なんて呼んで本当の名を隠そうとしてるけど、おじさんの名前は「ロー・D・ス」なんよ。

老人たちは眉をひそめて『”D”はまた必ず嵐を呼ぶ』なんてぼやいてるけど、おじさんは別に時代をうねらせようなんて全く思ってないし、毎日ダラダラ過ごしていられたら幸せだし、刺激なんてNetflixで「ハイパーハードボイルドグルメリポート」を見て摂取できりゃあ十分なので無害そのものなんよ。

というか正直な話、自分の名前に「D」が入ってることの意味もわかってないから、ワンピースを毎週追いながら少しずつ明かされていく「Dの秘密」見て「ああ、おじさんの一族ってそうなんだ」って知っていく程度のもんなんよ。

だから世界政府がおじさんを目の敵にしてる件については本当にしんどい。

おじさん、無関係なのに常に監視されてる気がするんよ・・・おじさん、なんか悪いことした?

そして、居ても立っても居られなくなって警察に駆け込んだら、良い病院紹介してもらって、強めのお薬を処方してもらって、今は拘束具を付けられながら念波でこの記事を書いているんよ。

ひとつなぎの大秘宝ってこの状況のことやったんやね。

そんな状況で「ロースおじさんのお悩み相談室」をやっていこうと思うんやけど、今回届いたお悩み相談はこちらです。

退職する先輩に贈り物をしたいのですが、何を贈れば良いかわかりません

相談者:26歳の会社員 女性。

私が新人の頃から色々と世話をやいてくれた大好きな先輩が一ヶ月後に会社を辞めてしまいます。
そんな先輩に今までの感謝の気持ちを込めて贈り物をしたいと考えているのですが何を贈っていいのか悩んでいます。
先輩はお酒は飲めないけど酒の肴は大好きという人で、ネットで全国各地の酒の肴を検索しているのですが、私も先輩と同じくお酒が飲めないので好まれる酒の肴というものがよくわかりません。
せっかく贈るのなら珍しいものを贈りたいと考えているのですが、なにか通が好むようなものを教えて頂いてもよろしいでしょうか?

良き後輩さんやね。
人生の節目に何かをプレゼントされることって嬉しいよね。
おじさんにもこんな先輩想いの後輩がいたら良かったんだけど、いっつもお別れ会は法廷なんよね。
ちょっと後輩から借りたお金を返さなかったり、会社の金庫に穴あけたり、ファーウェイ製品にバックドア仕掛けたりしただけなのに、しっかり訴えられて数年お勤めを言い渡されるので、好かれて次のステップにいけることって本当に幸せだと思うよ。
というわけで、今回のお悩み相談に対するおじさんが選んだ回答者はこの方です!

日本酒BAR経営者
にゃごママさん
@nyagorin1

札幌のすすきの の日本酒Bar「にゃごりん」で日本酒のソムリエの様なことをやっています。その前はゲームのシナリオライター、そんなわけで波瀾万丈な人生を送っています。

お店のホームページ
日本酒Bar にゃごりん

気にかけている彼がいるのですが、食の好みが合いません」の時も名回答をしてくれた「にゃごママ」さんです。
今回もどんな回答が来ているか楽しみやね。

にゃごママさんの回答

お酒と一言でいっても日本酒もあるし、焼酎、ワイン、洋酒と色々ありますよね。

どんなお酒を想像して、飲めないお酒の酒の肴を楽しんでいるのかは推測出来ませんが、お酒全般に合う酒の肴として燻製なんかはどうでしょう?

種類も豊富に有って、燻製品はどのお酒にも合う肴だと思います。
色々試してご自身が美味しいと思う燻製を選んだら良いと思いますが、特別なものを贈りたいと感じているなら一歩踏み込んで自分でお手製の燻製を作ってみると言う手はどうですか?

温燻、冷燻、フライパンでの簡易燻製の方法もあるので、頑張って見るのも一つの手です。

温燻とは一般的に燻製と認識して売られているスモークチキン等が該当します。
アウトドアショップなどで小型の燻製機が売られていたり、簡易で醤油などの一斗缶を使い香りの強い木材のチップを高温で燻して造ります。

私は北海道という事もあり冬の時期に冷燻という手法を使っています。

主にスモークサーモンが該当します。
これは5~15度という低い温度で3日~1週間くらい時間を掛けて燻すものです。
私の場合、専用燻製機ではなく、電気屋さんからもらった洗濯機のダンボールを本体に使い、100円ショップの金属の洗濯物干しと網を組み合わせた手造りの燻製機で車のガレージを使って燻します。
(腐らせないようにする為には、冬の外気温が低い時期の作製しか素人には難しいのです)

フライパンを使うのは居酒屋でもよくやっている方法でアルミホイルに木材のチップを置いて、その上に網などを掛けて燻すというか匂いを付けるもので、ナッツやチーズ、醤油やオリーブオイルなどにも匂いを付けられるので独自の調味料も作れます。

しかし環境によっては作成が困難ですよね、そこで難しい場合はスーパーで売られている「燻製の素」を利用する方法もあります。

燻さずに素材を漬けるだけで簡単に色々な食材が燻製したような酒の肴として作れてしまうのです。飲めないならではの既製品ではない手造り!!

これで感謝の気持ちはバッチリ伝わるはずです。

店で買うものも良いけど、手作りのものってそれだけ自分のために時間をかけてくれたってわかって嬉しいよね。
さらにそれがお手製の燻製となったら通っぷりも増すし、世の中の手作りプレゼントはすべて燻製にすべきとすら思えてきたよ。

相談者の先輩は酒の肴が好きらしいけど、おじさん的には酒の肴だけ燻製にするんじゃなくて「先輩の枕」「先輩の下着」「先輩の自宅」なんかも燻製にしてしまうのも喜ばれるんじゃないかって思うんよね。
だって燻製って正義やん?

最初は嫌がるかもしれん。
でも、多少強引にでも先輩が日常的に使っているものをいぶり倒していけば、いずれ「燻製の良さ=相談者の愛」という方程式が先輩の頭の中で生み出されるはずなんよ。

先輩って毎日シャワーで汗を流すよね?
そのシャワーヘッドも燻製にしちゃえばいい。
汗を流す度に燻製と向き合うことになるよね。それって毎日あなたのことを思い出すってことだと思うんよ。
便座だってそう。ドアノブだってそう。乳液だってそう。
先輩の身の回りにある何もかもを燻製にしていくことで、日常的に「先輩想いの後輩」を感じ取ってもらえるようになる。
ひとはそれを「洗脳」というかもしれないけど、おじさんはそうは思わない。
それはたくさんある愛の形の一つなんよ。
今って多様化の時代だからね。
先輩が狂ってからが本当のスモーキンライフなんやと思う。
がんばってね!

今回お悩みに回答してくれましたにゃごママさんのホームページ
日本酒Bar にゃごりん 」はグーペで作られています。

あなたもグーペでホームページを作って、
ついでにお悩みなんかにも答えてみませんか?