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法人向けホームページ作成ガイド〜初心者も安心のステップとおすすめの作成方法を紹介
法人(会社)のホームページ作成を自分で行いたいとお考えですか。
外注に頼らず自社で進めることで、コスト削減になったり、独自のニーズに対応できたりする反面、どこから手をつけていいか分からない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、法人が自分でホームページを作成する際の具体的な手順、ツールの一例、料金相場について解説します。
初めての方でも安心して取り組めるよう、専門的な知識がなくても成功するコツも紹介しています。
法人が自分でホームページを作成するメリット
■外注よりもコストを抑えられる
自社でホームページを作成すれば、業者に支払う高額な制作費用を削減できます。
特に中小企業やスタートアップにとっては、限られた予算を効果的に活用するため、自社内での作成が理想的でしょう。
■自社の要望に素早く対応できる
自社でホームページを作成すれば、必要に応じた修正や新しいコンテンツの追加が即座に行えます。
これにより、柔軟に自社のビジネス展開や市場の変化に対応できます。
■運用時のカスタマイズがしやすい
自社でホームページを作成すれば、運用も自社で行う想定でしょう。
運用中のカスタマイズやデザイン変更も自社で対応可能で、将来的なメンテナンスも自分たちで行えるようになります。
■長期的に管理・更新費用が低くなる
以上のように、作成時更新時および日々の運用管理でかかる外注コストが、自社でホームページを作成すれば、費用を抑えられ、長期的にも、更新頻度が高い場合はなおさら大きなコスト削減が期待できます。
自分で作成するためのステップガイド
1. 事前準備:目的とターゲットの明確化
まず、ホームページを作成する目的を明確にしましょう。
新規顧客の獲得、信頼性の向上、サービス情報の提供など、目的によってコンテンツの構成が変わります。
また、ターゲットとなる顧客層を定めることで、より効果的なメッセージを発信することが可能になります。
2. ホームページ構成の計画
次に、必要なページを決めていきます。
一般的にはトップページ、サービス紹介、会社概要、問い合わせフォームが基本です。
これに加えて、ニュースやブログなどの追加コンテンツを検討することも有効です。
ユーザーが迷わずに目的のページにたどり着けるナビゲーション設計も重要です。
3.ホームページ作成ツールの選定
初心者向けのツールとしては、Wix、WordPress、Jimdo、グーペをはじめ国内外含め多数のツールがあります。 直感的な操作性、シンプルな操作性、カスタマイズの自由度など特徴はさまざまです。 作成ツールの選定によっては、後述するサーバーの用意が不要な場合もあります。 自社のニーズに合ったツールを選びましょう。
4. ドメインとサーバーの選定
ドメインは企業の「顔」となるため、信頼感のあるものを選びましょう。 会社名やブランド名を含んだシンプルなドメインが理想です。 サーバー選びも重要で、信頼性が高く、法人向けのプランが充実しているものを選びましょう。
なお、選択するツールによっては、サーバーの用意が不要でドメインも一緒に契約できるタイプもあります。このようなツールを利用すれば、ホームページ作成に必要な要素がすべて揃っており、初心者にとって非常に便利です。
5. デザインの選定とカスタマイズ
法人向けのホームページは、信頼感を与えるデザインが重要です。
業界に合ったテンプレートを選び、ブランドカラーやロゴを適切に配置しましょう。
過度に派手なデザインは避け、シンプルで視認性の高いデザインを心掛けると良いです。
6. コンテンツ作成とSEO対策
ホームページのコンテンツは、顧客が求める情報をわかりやすく提供することがポイントです。
また、検索エンジンからの流入を増やすため、適切なキーワード選定やメタデータの設定、モバイル対応を意識したSEO対策も必要です。
7. 公開と運用方法
ホームページを公開する前に、全ページの動作確認やセキュリティ対策を行いましょう。
公開後は、定期的にコンテンツを更新し、アクセス解析を行って訪問者の動向を把握します。
これにより、改善点を見つけて、効果的な運用を続けることができます。
おすすめのホームページ作成ツール
WordPress
WordPressは世界中で最も利用されているCMS(Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム)で、その最大の特徴は カスタマイズの自由度の高さです。プラグインを活用することで、あらゆる機能を追加でき、 ほぼ無限のデザインや機能の組み合わせが可能です。 特に自社の独自要件や大規模なウェブサイトの構築を考える法人に適しています。 一方で、ある程度の専門知識が必要で、管理や保守には手間がかかる場合もあります。 拡張性を重視したい法人に最適なツールです。
・サーバーの用意が必要
Wix
Wixは、豊富なテンプレートと直感的なドラッグ&ドロップ操作で、初心者でも簡単にプロフェッショナルな デザインを作成できるツールです。特にデザインの自由度が高く、クリエイティブなビジュアル表現が可能です。 アニメーションやビジュアルエフェクトの追加も容易で、個性豊かなサイトを求める法人に適しています。 また、アプリマーケットを活用すれば、予約システムやEコマース機能などの拡張も簡単に行えます。 多機能ですが、機能の多さから複雑に感じる場合があるため、デザインにこだわりたい法人に向いています。
・サーバー不要
・ドメイン契約可能
Jimdo
Jimdoは、AI機能を活用してホームページのデザインや構成を自動で提案するシンプルな作成ツールです。 特に初心者向けに設計されており、コーディング不要で短期間でのサイト立ち上げが可能です。 レスポンシブデザインやSEO対策が簡単に設定でき、SSL証明書も標準装備されています。 デザインの自由度よりもシンプルさと効率を重視したい法人におすすめです。
・サーバー不要
・ドメイン契約可能
グーペ
グーペは、初心者でも簡単に法人向けのホームページを作成できる日本製のホームページ作成ツールです。 特に、店舗や事業者向けからクリエイターなど幅広く利用されており、 テンプレートを選んでブログのように埋めていくといった、専門知識がなくても使いやすいのが特徴です。 簡易的な予約機能やブログ機能も備えており、業務に合わせた柔軟な運用が可能です。 電話サポート(利用プランによる)がある点も魅力で、初めてホームページを作成する法人におすすめです。
・サーバー不要
・ドメイン契約可能
いずれも高度なカスタマイズには専門知識が必要です。
ツールによっては、一度作成したのち他のツール(プラットフォーム)に移行するのが難しい場合があります。
法人向けホームページ作成の費用目安
自分で作成するのにかかる費用として、ドメイン、サーバー費用、ツール利用料が主なものになります。
前述のように、選択するツールによっては、サーバーの用意が不要でドメインも一緒に契約できるタイプもあります。
このようなツールを利用すれば、ホームページ作成に必要な要素がすべて揃っており、ツールの利用料だけでほぼすべてが完結します。
■ドメイン費用:年間1,000〜3,000円前後
■サーバー費用:月額500〜5,000円を中心に10,000円前後まで
■ツール利用料:無料プランもありますが、月額1,000円〜5,000円前後の有料プランが一般的
■その他の関連費用:プロフェッショナルな画像やSEOツールの利用料、ライティング費用などが追加で発生することがあります。
別途のサーバー契約が不要なツールの場合は、データ容量の仕様について確認しておくとよいでしょう。
自分で作成する際に気をつけるポイント
個人のブログや日記ではなく、法人向けなので、以下のことには気をつけましょう。
■デザインの一貫性を保つ
ブランドカラーやフォントを統一して、一貫したデザインを心がけましょう。
■スマートフォン対応の重要性
モバイルユーザーも見やすいようにレスポンシブデザインを採用し、スマートフォンでも快適に閲覧できるホームページにすることが基本です。
■SSL証明書によるセキュリティ対策
SSL証明書は、ウェブサイトのセキュリティを確保し、ユーザーの信頼を得るために不可欠です。
まとめ
自分でホームページを作成することには、多くのメリットがあります。
特にコスト削減や柔軟な対応が可能であり、初心者でも簡単に取り組むことができます。
この記事を参考に、まずはツールおよびドメインの選定から始め、ステップを踏んで自社に最適なホームページを作り上げてください。
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