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基本をおさえよう!SNSを活用する前に知っておくべき3つのこと

「X(旧Twitter)」や「Facebook」、「Instagram」などのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で宣伝・集客は現在欠かせないものとなっています。
今回は、「たくさんあるけど、どのSNSを使えばいいかわからない」「どういうふうに活用の方向性を決めていいかわからない」という方のために、SNSを活用する前に知っておくべきことを3つに分けてお伝えします。

なお、「X」については、次の記事で活用方法をご紹介しています。
▶︎【保存版】SNSを活用しよう!【X(旧Twitter)編】

どれも事前に頭に入れておくと便利な内容ですので、ホームページ作成の前後にご参考ください。

1. SNSを使う「メリット」を理解する

SNSは自分の提供するサービスにどう役立てることができるでしょうか。
宣伝、集客、マーケティングに活用できるイメージはあるけれども、理由をはっきりと言葉にできる人は少ないかもしれません。
これからSNSを活用するにあたって、その「武器」の特性を知っておきましょう。

ユーザーさんとの双方向コミュニケーション

SNSでは一般ユーザーさんの投稿と公式アカウントの投稿の間に優劣はありません。
どちらも1ユーザーとして、対等にコミュニケーションをとることができます。
グーペの公式Xアカウントでは先日このようなやりとりがありました。

グーペに関してポストしていただいた方に、お礼の返事をしています。
同じように、飲食店であればお客さまの「美味しかった」にお礼を伝えたり、美容院であればお客さまの「シャンプーの種類聞き忘れたな」などに回答できるでしょう。
このように、顧客のロイヤリティを高めるコミュニケーションに向いています。

「リアルタイム」かつ「簡単」に発信ができる

SNSは投稿が瞬時に見れるようになり、相手が自分をフォローしていれば、探す手間なく情報が流れてきます。
受け取る側は検索する手間が削減できますし、発信する側もいちいちホームページを更新して小さな情報を流す時の労力を少なくできます。
「今日の営業は少し早めに終了します」なんて軽い情報も簡単に発信できます。

「拡散」してまだ見ぬファンに出会えるかも

SNSは1つの投稿がシェアされて、思いがけない大勢の人に見てもらえる可能性があります。
一部では大きく拡散されることを「バズる」と表現することもありますね。
新しいファンを獲得できるチャンスがSNSには溢れています。
誤発注で大量に余ってしまった商品がSNSの拡散力で完売した、驚きの話もあります。

▼1000個のピーナッツバターが5時間で完売。HAPPY NUTS DAYのすごい話。 | よむよむカラメル

ショップオーナーさんのインタビュー

逆に不得意なのは「情報の蓄積」

SNSでは、次から次へと新しい情報がタイムラインに投稿され、古いものは流されていきます。
SNSでは常に新しい情報が必要とされています。ですが、時間が経っても重要な情報はありますよね。
たとえば、宣伝したい商品に込めた想いや、サービスを始めるに至ったストーリー、店舗の地図は、今日でも明日でも大切な情報でしょう。
こちらは情報の「流れ」をコントロールできるホームページに任せましょう。
ホームページ自体にコンテンツを増やすことによって、SEO(検索エンジン最適化)の効果もあります。

2. SNSの「種類と特性」を知って何を使うか決めよう

総務省の「平成27年度版 情報通信白書」によると、国内のSNS利用率は「LINE」が37.5%「Facebook」が35.3%「X(旧Twitter)」が31.0%、となっています。
非常にたくさんの人がSNSを利用し、年々その利用率は上がっています。
種類も増えているのでここでいくつか整理してみます。

LINE:圧倒的ユーザー数を誇る国内No.1サービス

http://line.me/ja/

■国内ユーザー

7,600万人(2018年6月時点)
参照:LINE公式アカウント 2018年12月-2019年3月媒体資料

■特徴

  • メッセージアプリとして主に利用され、国内最大のユーザー規模
  • LINE@を使用して宣伝ができる
  • LINE Ads Platformという運用型広告も2016年6月より提供開始

Facebook:実名利用が多くビジネスに使いやすい定番SN

■国内ユーザー

2,400万人(2015年6月時点)
参照:セレージャテクノロジー社のプレスリリース

■特徴

  • 世界では最大のSNS
  • 実名利用が多い(現実に近い人間関係)
  • Facebookページを使用して宣伝ができる

X(旧Twitter):若いユーザー層×拡散力が強み

https://x.com/

■国内ユーザー

4,500万人(2017年10月時点)
参照:日本語版X公式アカウント

■特徴

  • 140字制限で投稿しやすいため、拡散力が強い
  • 実名利用が少ない
  • 20代以下の若いユーザーが多い

3. 「ターゲット」は誰なのか

最も大切なのがこのポイントです。
あなたが獲得したいユーザーは「誰」であるのか、それをはっきりと認識しておく必要があります。
たとえば、呉服屋さんが若年層の多いXでの発信に注力するのは正解でしょうか。
答えは、「正解の可能性もあるし、不正解の可能性もある」です。
理由を含めて、ターゲット設定の必要性についてお伝えします。

浴衣を着た女性

ターゲットは既存?新規?

「今いるファン(=既存)」のロイヤリティを高めたいのか、「新しいファン(=新規)」に出会いたいかをまず決めましょう。
もちろんどちらも目指していきたい方がほとんどだと思いますが、ある程度指針として決めておくことが好ましいです。

先ほどの呉服屋さんを例にとってみましょう。
「既存」のお客さまとのコミュニケーションを強化しリピート率を高めたい、という時のターゲットは「今のお客さま」となります。
具体的にできることとして、お店の新着情報の発信や、購入後のフォローメッセージを送ることが挙げられます。
「新規」のお客さまを獲得したい、という時のターゲットは「今までにいない新たに開拓したい層」となります。
発信する内容としては、セールやキャンペーンの告知で初来訪のハードルを下げたり、ターゲット層のお客さまが来たという事実のアピールをすると「自分もターゲットかも」と感じることができ、効果があるでしょう。

適したSNSはどれ?

続いて、ここでも呉服屋さんを例にして説明していきます。
一般的に呉服屋さん既存のお客さま多くは40〜60代の方ではないかと仮定したときに、若年層が多い「X」より、「LINE」「Facebook」の方がアカウントを持っている可能性が高まり、情報が届けやすくなります。
逆に新規のお客さまとして「若い方にも買ってもらいたい」と考えるなら「X」は適したSNSといえます。
このようにターゲットによって最適なSNSは違いますので、まずはターゲットをちゃんと設定し、最も届きやすいであろうSNSを当てはめるように選ぶことが重要です。

何はともあれはじめよう

いかがでしたか。知っておくべき3つのことをまとめましたが、ひとまず始めてみることをオススメします。
最初に描いたとおりにいかないことも多いですので、大枠は決めるものの、「鉄は熱いうちに打て」精神ですぐに初めてみましょう。
無料で始められるものばかりですから、時間さえ許せば、投稿の内容や使うSNSを複数試していって、しっくり来るものを選ぶのも良いでしょう。

SNSアカウントを取得したら、リンクをお使いのホームページに設定するのも忘れないようにしましょう。ホームページは色々な場所に散らばった情報を束ねるのに重要な役割を果たしてくれます。
グーペでも「X」を始め、様々な種類のSNSと連携が可能です。

おさらい

最後にもう一度、SNSを使うメリットをおさらいしてみましょう。

  • お客さんとコミュニケーションがとれる
  • リアルタイム簡単情報発信ができる
  • 拡散することで、まだ見ぬファンに出会えるかも

これが今SNSでの集客が主流になっている大きな理由です。
メリットを考えると、使ってみた方がいいと思いませんか。それぞれのSNS活用法についても記事を追加してまいりますのでご期待ください。

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