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【初心者向け】ホームページの用語集:専門用語をわかりやすく徹底解説【保存版】

ホームページの世界は、初めて足を踏み入れる方にとっては、専門用語が多くて少し難しく感じるかもしれません。しかし、ご安心ください。この記事では、ホームページについて学ぶ上で基本となる重要な用語を、わかりやすく丁寧に解説していきます。
この記事を通して、ホームページの基本的な用語をしっかりと理解し、情報発信のためのホームページ作成にお役立ていただけると嬉しいです。

ホームページの基本

インターネットの仕組みとホームページの役割

インターネットは、世界中のコンピュータが繋がった巨大なネットワークです。このネットワークを通じて、私たちは様々な情報をやり取りしたり、コミュニケーションを取ったりすることができます。ホームページは、このインターネット上に公開された情報の一つであり、個人や企業が自分の情報を発信するための場所と言えるでしょう。

ドメインとは?なぜ必要?

ホームページをインターネット上で公開するためには、インターネット上の住所であるドメインが必要です。 ドメイン名は、数字の羅列であるIPアドレスよりも覚えやすく、ユーザーがウェブサイトを特定する際に便利です。 例えば、「goope.jp」のように、覚えやすい文字列でホームページにアクセスできるようになります。

URLとメールアドレスのドメイン部分

独自ドメインを持つことは、単にホームページのアドレスを示すだけでなく、ブランドイメージの向上にも繋がります。 企業名やサービス名を含むドメイン名は、ユーザーからの信頼を得やすく、プロフェッショナルな印象を与えます。また、SEO(検索エンジン最適化)においても、ドメイン名は重要な要素の一つです。 適切なキーワードをドメイン名に含めることで、検索エンジンで上位表示されやすくなる可能性があります。 さらに、独自ドメインを取得することで、企業名やサービス名が入ったオリジナルのメールアドレスを使用することができ、ビジネスにおける信頼性を高めることができます。 このように、ドメイン名はホームページの顔として、インターネット上での存在を示す非常に重要な役割を果たしています。

サーバーとは?どんな役割がある?

ホームページのデータは、インターネットに接続された特別なコンピュータであるサーバーに保管されています。 サーバーは、ホームページを構成するテキスト、画像、動画、プログラムなどのあらゆるデータを保管する役割を担っています。ユーザーがブラウザを通じてホームページにアクセスしようとすると、そのリクエストはサーバーに送られ、サーバーは要求されたデータをユーザーのブラウザに送信します。

サーバーは、あたかもホームページの「倉庫」のような役割を果たしており、ユーザーが見たいと思った時に、必要な情報を取り出して届けているイメージです。 ホームページは、このサーバーがあることで、世界中のどこからでもアクセスできるようになるのです。

URLとは?ホームページのアドレスについて

インターネット上の個々のホームページやファイルには、それぞれ固有の住所が割り振られています。この住所がURL (Uniform Resource Locator) です。 URLは、ブラウザがどのサーバーのどの場所にアクセスすれば良いのかを示すためのものです。

一般的に、URLは「スキーム」「ホスト名」「パス」という3つの主要な部分で構成されています。 スキームは、「http://」や「https://」のように、ブラウザサーバーがどのように通信するかを示すルール(プロトコル)を指定します。特に「https://」は、SSLという技術で通信が暗号化され、より安全であることを意味します。 ホスト名は、「www.example.com」のように、ホームページが置かれているサーバーの名前を示します。 パスは、「/page/」のように、そのサーバー内の特定のリソース(ファイルやフォルダ)への道筋を示します。 このように、URL全体を見ることで、目的のホームページがどのサーバーのどの場所にあるのかを正確に特定できるのです。

ブラウザとは?ホームページを見るための道具

ブラウザは、インターネット上にあるホームページなどの情報を表示するためのソフトウェアです。 パソコンやスマートフォンにインストールされており、代表的なものとしては、Google ChromeSafariMozilla FirefoxMicrosoft Edgeなどがあります。

ホームページを見るためには、まずブラウザを起動し、アドレスバーに目的のホームページのURLを入力します。ブラウザは、このURLに基づいて該当するサーバーにアクセスし、ホームページのデータ(HTMLCSSJavaScriptなどのファイル)を受け取ります。そして、これらのデータを受け取ったブラウザは、その内容を解析し、私たちが見ることができるウェブページとして画面に表示するのです。 ブラウザは、インターネットの世界を閲覧するための、まさに「窓」のような役割を果たしています。

検索エンジンとは?ホームページを見つける方法

インターネット上には、数えきれないほどのホームページが存在しています。その中から、自分が必要とする情報が掲載されているホームページを見つけ出すためのツールが検索エンジンです。 GoogleやYahoo!などが代表的な検索エンジンとして知られています。

検索エンジンを利用する際は、検索窓に探したい情報のキーワードを入力します。すると、検索エンジンは、そのキーワードに関連性の高いホームページをデータベースの中から探し出し、検索結果として一覧表示します。 検索結果の上位に表示されているホームページほど、多くのユーザーに見てもらえる可能性が高いため、ホームページを運営する上で、SEO(検索エンジン最適化)という対策が非常に重要になります。 検索エンジンは、まるでインターネット上の膨大な情報から、私たちが必要とする情報を見つけ出してくれる、賢い案内人のような存在と言えるでしょう。

ホームページを構成する要素

HTMLとは?ホームページの骨組み

HTML (HyperText Markup Language) は、ホームページの構造を記述するための基本的な言語です。 テキストや画像、リンクなどのコンテンツを、どのような順序で配置し、どのような役割を持たせるのかを定義します。例えば、文章を見出しとして扱いたい場合は<h1>タグを、段落として扱いたい場合は<p>タグを使用します。

HTMLは、ホームページの「骨組み」のような役割を果たしており、この骨組みがあることで、ブラウザコンテンツを正しく理解し、表示することができます。また、検索エンジンHTMLの構造を解析することで、ホームページの内容を把握し、検索結果に適切に表示することができるのです。

CSSとは?ホームページを着飾る魔法

CSS (Cascading Style Sheets) は、ホームページの見た目、つまりデザインや装飾を担当する言語です。 文字の色や大きさ、背景色、要素の配置など、HTMLで記述されたコンテンツをどのように美しく、見やすく表示するかを指示します。CSSを使うことで、ホームページ全体のデザインに一貫性を持たせたり、画面サイズに合わせてレイアウトを柔軟に変更するレスポンシブデザインを実現したりすることができます。

CSSは、まるでホームページを彩る「魔法」のようなもので、HTMLで作られた骨組みに色や形を与え、ユーザーにとって魅力的で使いやすいウェブページを作り出すことができます。HTMLCSSを組み合わせることで、コンテンツの内容と見た目を分離することができ、ホームページのメンテナンスや更新も容易になります。

コンテンツとは?ホームページの中身

コンテンツとは、ホームページを構成するすべての情報のことです。 具体的には、文章、画像、動画、音声などが含まれます。 ホームページの目的やテーマに合わせて作成され、ユーザーに情報を提供したり、楽しませたり、特定のアクションを促したりする役割を果たします。

質の高いコンテンツは、ユーザーの興味を引きつけ、ホームページへの滞在時間を長くする効果があります。また、検索エンジンは、コンテンツの内容を評価して検索順位を決定するため、魅力的で価値のあるコンテンツを作成することは、SEO対策においても非常に重要です。

リンク (内部リンク、外部リンク、アンカーリンク)

リンクとは、インターネット上の、あるページから別のページやファイルに移動するための仕組みです。 ホームページには、主に以下の3種類のリンクがあります。

  • 内部リンク
    • 同じホームページ内の別のページへのリンクです。サイト内のナビゲーションを助け、ユーザーが関連する情報を簡単に見つけられるようにします。 また、検索エンジンクローラーがサイト内を効率的に巡回するのを助ける役割もあります。
  • 外部リンク
    • 自分のホームページから、別のホームページへのリンクです。参考にした情報源を示したり、関連性の高い外部サイトを紹介したりする際に使用します。 信頼できるサイトからの外部リンクは、ホームページの信頼性を高める効果も期待できます。
  • アンカーリンク
    • 同じページ内の特定の位置に移動するためのリンクです。長いページ内で、目次から特定の見出しへジャンプさせたい場合などに便利です。

画像 (PNG, JPEG, GIF, SVG, WebP)

ホームページで使用される画像には、様々な形式があります。それぞれの形式には特徴があり、用途によって使い分けることが重要です。

  • PNG
    • 透明な背景を扱えるため、ロゴやイラストなどに適しています。画質が劣化しにくいという特徴もあります。
  • JPEG
    • 写真など、色の多い画像を効率的に圧縮できる形式です。ファイルサイズを小さくできるため、ホームページの表示速度を向上させるのに役立ちます。 ただし、保存するたびに画質が劣化する可能性があります。
  • GIF
    • アニメーションを表示できる形式です。シンプルなアニメーションやアイコンなどに使われます。
  • SVG
    • ベクター形式の画像で、拡大・縮小しても画質が劣化しません。ロゴやアイコンなど、線で描かれたグラフィックに適しています。ファイルサイズも比較的小さく、SEOにも有利と言われています。
  • WebP
    • Googleが開発した比較的新しい画像形式で、JPEGやPNGよりも高い圧縮率で同等の画質を保つことができます。透過やアニメーションにも対応しており、ホームページの表示速度向上に貢献します。srcset属性を使うことで、画面サイズに合わせて最適な画像を表示するレスポンシブな画像表示が可能になり、Lazy Loadingと組み合わせることで、さらに表示速度を向上させることができます。

ホームページに画像を掲載する際には、画像の内容を説明するalt属性を設定することが重要です。alt属性は、画像が表示されない場合に代替テキストとして表示され、視覚障碍のあるユーザーにとってもホームページの内容を理解する助けとなります。また、検索エンジンにも画像の内容を伝える役割があり、SEO対策としても重要です。さらに、title属性を設定することで、画像に関する補足情報をユーザーに提供し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。

ホームページの構造とナビゲーション

トップページとは?玄関の役割

トップページは、ホームページの顔となる最初のページであり、ユーザーが最初に訪れる場所です。 ホームページ全体の概要を示し、主要なコンテンツへの入り口となる重要な役割を担っています。 企業のブランドイメージを伝えたり、目的のページへスムーズに誘導するためのナビゲーションを配置したりします。 トップページのデザインやコンテンツは、ユーザーに強い印象を与え、その後の行動を左右するため、非常に重要です。

下層ページとは?各部屋の詳細

下層ページは、トップページの下に位置する個別のウェブページのことです。 例えば、企業の「会社概要」や「サービス紹介」のページなどが該当します。 トップページでは紹介しきれない詳細な情報を提供したり、特定のテーマについて深く掘り下げて説明したりする役割があります。 下層ページを適切に構成することで、ユーザーは必要な情報をより詳しく、効率的に得ることができます。

ヘッダーフッター: 常に表示される案内役

ヘッダーは、ホームページの最上部に表示される領域で、通常、企業のロゴやグローバルナビゲーションなどが配置されます。 一方、フッターは、ホームページの最下部に表示される領域で、企業の連絡先情報や著作権表示、プライバシーポリシーへのリンクなどが掲載されることが多いです。 ヘッダーフッターは、ホームページのすべてのページに共通して表示されるため、ユーザーが常にサイト内を移動したり、重要な情報にアクセスしたりするのを助ける役割を果たします。

グローバルナビゲーション:主要なページへの案内板

グローバルナビゲーションは、ホームページの主要なページへのリンクを集めたメニューで、通常ヘッダー部分に配置され、すべてのページに共通して表示されます。 ユーザーは、このグローバルナビゲーションを通じて、目的のページへ簡単に移動することができます。 分かりやすく整理されたグローバルナビゲーションは、ホームページの使いやすさを大きく向上させる重要な要素です。 階層構造を持つウェブサイトでは、プルダウンメニューなどを活用して、より多くのページへの導線を確保することもあります。

パンくずリスト:今いる場所を示す道しるべ

パンくずリストは、ホームページ内でユーザーが現在どの位置にいるかを示すナビゲーションです。「トップページ > カテゴリ > 現在のページ」のように表示され、ユーザーはこれを辿って上位の階層へ簡単に戻ることができます。 通常、グローバルナビゲーションの下に配置されることが多いです。 パンくずリストは、ユーザーの利便性を高めるだけでなく、検索エンジンクローラーがホームページの構造を理解するのを助けるため、SEO対策としても有効です。

メインビジュアル:最初に目を引く顔

メインビジュアル (MV) は、トップページの最も目立つ場所に配置される画像や動画、キャッチコピーなどを組み合わせた要素です。 ホームページを訪れたユーザーに強い第一印象を与え、サイトのテーマや目的を視覚的に伝える非常に重要な役割を担っています。ファーストビューに含まれることが多く、ユーザーの興味を引きつけ、その後の閲覧を促す効果が期待されます。

ファーストビュー: 最初に表示される大切な部分

ファーストビュー (FV) は、ホームページを開いたときに、スクロールせずに最初に画面に表示される領域のことです。 ユーザーは、このファーストビューでホームページの内容や魅力を判断するため、非常に重要な部分と言えます。 興味を引くメインビジュアルやキャッチコピー、主要な情報などを効果的に配置することで、ユーザーの離脱を防ぎ、サイトの回遊を促すことができます。

ホームページの機能

フォーム:ユーザーとの対話窓口

フォームは、ホームページ上でユーザーが情報を入力するための仕組みです。 お問い合わせ、資料請求、会員登録、アンケートなど、様々な目的で使用されます。5 ユーザーがフォームを通じて入力した情報は、サーバーに送信され、ホームページの運営者が受け取ることができます。使いやすいフォームは、ユーザーとのコミュニケーションを円滑にし、ホームページの目的達成に貢献します。入力項目を最適化するEFO (Entry Form Optimization) も重要な要素です。

ボタンCTA (コールトゥアクション): 行動を促すサイン

ボタンは、ユーザーがクリックすることで特定のアクションを実行するための要素です。CTA (Call to Action) は、ユーザーに具体的な行動を促すためのメッセージや要素であり、ボタンの形を取ることが多いです。例えば、「今すぐ購入」「無料で試す」「お問い合わせはこちら」といったテキストとともに配置されます。 効果的なCTAは、ユーザーをコンバージョン(購入や登録など)へと導くための重要な役割を果たします。

ポップアップ:注目を集める情報表示

ポップアップは、ホームページ上に一時的に表示される小さなウィンドウやダイアログボックスのことです。 重要な告知やキャンペーン情報、お問い合わせフォームなどを表示する際に使用されます。 適切に利用すれば、ユーザーの注意を引きつけ、特定のアクションを促す効果が期待できますが、過度な表示はユーザーエクスペリエンスを損なう可能性があるため注意が必要です。

アコーディオンメニュー:省スペースな情報整理

アコーディオンメニューは、複数の項目を折り畳んで表示し、クリックすることで展開できるメニュー形式です。 FAQ(よくある質問)や、製品の詳細情報など、多くの情報を整理して表示するのに便利です。 必要な情報だけを展開して見ることができるため、ページをすっきりと保ちながら、多くの情報を提供することができます。

プルダウンメニュー:選択肢をまとめて表示

プルダウンメニューは、クリックまたはカーソルを合わせることで、複数の選択肢が縦に表示されるメニュー形式です。 グローバルナビゲーションなどで、階層的な情報を整理して表示する際に使用されます。 限られたスペースで多くの選択肢を提供できるため、ホームページのナビゲーションを効率的に行うことができます。

カルーセルスライダー:複数の情報を順番に表示

カルーセルスライダーは、複数の画像やコンテンツを一定の間隔で自動的に、またはユーザーの操作によって切り替えて表示する機能です。 トップページで複数の注目すべき情報を順番に表示したり、商品紹介ページで複数の製品画像を切り替えたりするのに利用されます。 限られたスペースで多くの情報を効果的に伝えることができるため、ファーストビューなどでよく使用されます。

ホームページのデザイン

レスポンシブデザイン:どんな端末でも見やすく

レスポンシブデザインは、パソコン、スマートフォン、タブレットなど、様々な画面サイズのデバイスでホームページが最適に表示されるように設計する手法です。 一つのホームページで、異なるデバイスに合わせてレイアウトや表示を自動的に調整するため、ユーザーはどのデバイスからアクセスしても快適に閲覧することができます。 レスポンシブデザインは、ユーザーエクスペリエンスの向上に繋がり、SEOの観点からも推奨されています。 viewport metaタグを設定することで、モバイル表示を最適化することができます。

ワイヤーフレーム:設計図で骨組みを確認

ワイヤーフレームは、ホームページの各ページにおけるコンテンツの配置や機能の構成を示す設計図のようなものです。 テキスト、画像、ボタン、メニューなどがどこに配置されるのかを視覚的に表現し、ホームページ全体の構造を把握するために役立ちます。 デザインの詳細を決める前の初期段階で作成され、制作に関わる関係者間でイメージを共有し、効率的な開発を進めるための基礎となります。

デザインカンプ:完成イメージを具体的に

デザインカンプは、ワイヤーフレームに基づいて、実際にホームページに表示されるであろう色、フォント、画像などを配置した完成予想図です。 クライアントや制作チームが、最終的なホームページの見た目を具体的にイメージし、共有するために作成されます。 デザインカンプを確認することで、デザインの方向性を合意し、その後のコーディングなどの制作工程に進むことができます。モックアップも同様の目的で使用されます。

UI (ユーザーインターフェース):使いやすさのデザイン

UI (ユーザーインターフェース) は、ユーザーがホームページを操作する際の見た目や操作性のことです。 ボタンの配置、メニューの構成、文字の大きさや色など、ユーザーが直接触れたり目にしたりするすべての要素がUIに含まれます。 使いやすいUIは、ユーザーがストレスなくホームページを利用し、目的を達成するために非常に重要です。 優れたUIは、ユーザーエクスペリエンスの向上、コンバージョン率の向上、SEO対策、ブランドイメージの向上に貢献します。

UX (ユーザーエクスペリエンス):ユーザーの満足度を高める設計

UX (ユーザーエクスペリエンス) は、ユーザーがホームページを利用する際に得る体験全体のことを指します。 単に使いやすいだけでなく、情報が探しやすかったり、操作が快適だったり、全体を通して満足できる体験を提供することが重要です。 ホームページのデザインにおいては、ユーザーのニーズを理解し、それに応えるデザインや機能、情報設計を行うことが、優れたUXを実現するために不可欠です。

Webフォント:個性を表現するフォント

Webフォントとは、インターネットを通じて配信されるフォントであり、ユーザーのデバイスにインストールされていないフォントでも、ホームページ上で表示させることができます。 これにより、デザインの自由度が高まり、ブランドイメージに合った個性的なフォントを使用することで、ホームページの魅力を高めることができます。

レイアウト (カラムレイアウト、グリッドレイアウト)

レイアウトとは、ホームページにおけるコンテンツの配置のことです。 代表的なものとして、以下のようなものがあります。

  • カラムレイアウト
    • コンテンツを縦方向に分割して配置するレイアウトです。 1カラム、2カラム、3カラムなどがあります。
  • グリッドレイアウト
    • コンテンツを格子状に配置するレイアウトで、多くの情報を整理して表示するのに適しています。

適切なレイアウトは、ホームページの見やすさや使いやすさを大きく左右します。

SEO (検索エンジン最適化)

SEOとは?検索で上位表示を目指す

SEO (Search Engine Optimization) は、検索エンジン最適化の略称で、GoogleやYahoo!などの検索エンジンにおいて、自分のホームページがより上位に表示されるように行う対策のことです。 SEO対策を行うことで、より多くのユーザーにホームページを見てもらえる可能性が高まり、集客やブランディングの強化に繋がります。

インデックスクローラー:検索エンジンの情報収集

インデックスとは、検索エンジンがインターネット上のホームページの情報を収集し、データベースに登録することです。 この情報収集を行うのが、クローラーと呼ばれるプログラムです。 クローラーは、インターネット上のリンクを辿って様々なホームページを巡回し、コンテンツの内容などを収集していきます。 検索エンジンは、このインデックスされた情報に基づいて、ユーザーの検索キーワードに合致するホームページを検索結果として表示します。

メタディスクリプション:検索結果に表示される説明文

メタディスクリプションとは、検索結果に表示されるホームページのタイトルの下に表示される短い説明文のことです。 ユーザーは、この説明文を見て、そのホームページに自分の探している情報があるかどうかを判断するため、魅力的で分かりやすい説明文を作成することが重要です。

タイトルタグ:ページの内容を示す重要な要素

タイトルタグは、HTMLで設定する要素の一つで、ブラウザのタブや検索結果のタイトルとして表示されます。 タイトルタグは、ホームページの内容を検索エンジンに伝える上で最も重要な要素の一つであり、適切なキーワードを含めることで、検索順位の向上に繋がります。

内部リンク外部リンク:サイト内外の繋がり

SEO対策においては、内部リンクを適切に設定することで、クローラーがサイト内を効率的に巡回できるようになり、ページの評価を高める効果があります。 外部リンクは、信頼できる質の高いサイトからのリンクSEO評価を高める可能性があります。

被リンク:他のサイトからの信頼の証

被リンクとは、他のホームページから自分のホームページに向けられたリンクのことです。 検索エンジンは、多くの質の高い被リンクを受けているホームページを、信頼性が高く、ユーザーにとって価値のある情報を提供していると評価する傾向があるため、被リンクSEO対策において非常に重要です。

robots.txt:クローラーへの指示

robots.txtは、検索エンジンクローラーに対して、ホームページ内のどのページをクロール(巡回・情報収集)してほしくないかを指示するためのファイルです。 例えば、管理画面など、一般のユーザーに見せる必要のないページへのアクセスを制限するために使用します。

ホームページの運営と管理

CMS (コンテンツ管理システム):簡単な更新を実現

CMS (Content Management System) は、ホームページのコンテンツを専門知識がなくても簡単に更新・管理できるシステムです。 代表的なCMSとしてWordPressがあります。 CMSを利用することで、テキストや画像を編集したり、新しいページを追加したりする作業が、専門的な知識なしに行えます。

WordPress:世界で最も使われるCMS

WordPressは、世界で最も広く利用されているオープンソースのCMSです。 ブログから本格的な企業ホームページまで、様々な種類のウェブサイトを比較的簡単に作成・管理することができます。 豊富なデザインテンプレート(テーマ)や機能拡張用のプラグインが用意されており、初心者でも高機能なホームページを構築しやすいのが特徴です。

SSLHTTPS:安全な通信のために

SSL (Secure Sockets Layer) は、インターネット上での通信を暗号化し、第三者によるデータの盗聴や改ざんを防ぐための技術です。 SSLが適用されたウェブサイトは、URLが「http://」ではなく「https://」で始まり、ブラウザに鍵のアイコンが表示されます。 HTTPSは、HTTPSSLによる暗号化処理を加えたプロトコルであり、より安全な通信を実現します。 SSLを導入することは、ユーザーの個人情報やクレジットカード情報などを保護する上で非常に重要であり、SEOの観点からも推奨されています。

グーペで作成されたホームページは、標準でSSLに対応済みですので安心かつ面倒な作業は不要です。

アクセス解析:ユーザーの行動を把握

アクセス解析とは、ホームページへの訪問者の数や行動を分析し、ウェブサイトの現状を把握するためのプロセスです。 どのページがよく見られているか、ユーザーがどこから来たか、どのくらいの時間滞在したかなどのデータを分析することで、ホームページの改善点を見つけたり、マーケティング戦略の効果を測定したりすることができます。 Google Analyticsなどのツールが一般的に利用されます。

セッションページビュー:アクセス状況の指標

セッションとは、ユーザーがホームページに訪問してから離脱するまでの一連の行動のことです。 一方、ページビュー (PV) は、特定のホームページが閲覧された回数を指します。これらの指標を分析することで、ホームページのアクセス状況やユーザーの関心度合いを把握することができます。

コンバージョン:目標達成の指標

コンバージョン (CV) とは、ホームページにおける最終的な成果のことで、お問い合わせ、資料請求、商品購入など、ホームページの目的によって様々なものが定義されます。 コンバージョン率 (CVR) は、ホームページへの訪問者のうち、コンバージョンに至った割合を示す指標です。

直帰率離脱率:ユーザーの離脱状況

直帰率とは、ホームページにアクセスしたユーザーのうち、最初の1ページだけを見てすぐにサイトを離れてしまったセッションの割合です。 離脱率とは、特定のページを最後に閲覧してサイトを離れてしまったセッションの割合です。 これらの指標が高い場合、コンテンツの内容やユーザーエクスペリエンスに改善の余地があると考えられます。

キャッシュ:表示速度を向上させる仕組み

キャッシュとは、一度表示したホームページのデータを一時的にブラウザサーバーに保存しておく仕組みです。 次に同じページにアクセスする際に、保存されたデータを利用することで、サーバーからすべてのデータを再読み込みする必要がなくなり、表示速度が向上します。

Cookie:ユーザー情報を一時的に保存

Cookie(クッキー)とは、ウェブサイトがユーザーのブラウザに保存する小さなテキストファイルのことです。 ユーザーの識別、ログイン状態の維持、設定の保存、アクセス解析など、様々な目的で使用されます。

ホームページ制作の周辺知識

IPアドレス:ネットワーク上の住所

IPアドレスとは、インターネットに接続されたコンピュータやスマートフォンなどの機器に割り当てられた識別番号です。 インターネット上でのデータの送受信には、送信元と送信先のIPアドレスが必要となります。

サーバー証明書:信頼性を証明

サーバー証明書は、SSLによる暗号化通信を行うウェブサイトが、その運営者の身元を証明するために発行される電子証明書です。 ユーザーは、この証明書を確認することで、アクセスしているウェブサイトが正規のものであることを確認できます。

プラグイン:機能を追加する拡張機能

プラグインとは、ソフトウェアに追加して機能を拡張するためのプログラムのことです。 WordPressなどのCMSでは、様々な機能を追加するためのプラグインが豊富に用意されています。

レスポンシブデザインモバイルファースト:スマートフォン対応

近年では、スマートフォンでインターネットを利用するユーザーが非常に多いため、モバイルファーストという考え方が重要になっています。 これは、スマートフォンでの表示を最優先に考え、ホームページを設計・デザインするというものです。

ファビコン:ブラウザタブのアイコン

ファビコンとは、ウェブサイトのシンボルとなる小さなアイコンで、ブラウザのタブやブックマークなどに表示されます。

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