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【グーペホームページ大賞2021】受賞者インタビュー「大賞」あそびとデザインさま
「グーペ」で作成されたホームページの中から、優れているホームページを決定する「グーペホームページ大賞」。2021年の大賞を受賞された「あそびとデザイン」の吉田ちかげさんに、お話をうかがいました。
- 事業内容 : デザイン制作・アートスクール、ワークショップ、スタジオ運営
- 運営人数 : 1名
- ホームページ運営者数 : 1名
「グーペホームページ大賞2021」の大賞受賞、おめでとうございます。ホームページを作成されてまだ1年半ですが、受賞を知った時はどんな気持ちでしたか。
吉田さん エントリー形式などではなかったので、突然のことにびっくりしました。イラストから撮影、構築までひとりで地道に作ったホームページなので嬉しいです。
ホームページを開くとまず目に飛び込んでくるのがカラフルな動画。見ているこちらが『わくわく』するホームページですよね。おひとりで作成されたとのことですが、苦労したことはありましたか。
吉田さん Webデザイナーなので、苦労したことが思いつかないですね。作業し始めると集中できるタイプなんです。
これまでのインタビューで「苦労したことがない」とお答えいただいたケースは初めてかもしれません。なぜ「グーペ」を選んだのでしょうか。
吉田さん 「いつか美術教室みたいなことがやりたい」と思っていたので、予約機能があるホームページ作成サービスを探していました。いくつか比較して「グーペが使いやすそうだな」と思いました。メルマガ機能も使っています。
フリーページを活用されて自由な構成にされていますね。
吉田さん ホームページはデザイン制作を依頼してくださる方や、ワークショップやアートスクールを受講する子どもの保護者の方が見ると思うので、その方たちに伝えたいことを掲載しています。デザイン制作を依頼してくださる方には「デザインワーク」、保護者の方には「わたしたち」「アートスクール」というように。
「ホームページを見に来る人」をしっかり意識され、それに合わせたページ作りをされているんですね。
フリーランスから会社を設立
「あそびとデザイン」さんは、ホームページ上で『デザイン制作、イベント企画、アートスクール運営などを手掛けるクリエイティブコミュニティ』と表現されていますが、その活動はどのようにして始まったのでしょうか。
吉田さん もともとフリーランスでグラフィック・WEBデザイナーをしていたので、それは継続しつつなんですが、アートスクールを始めるにあたって法人を立ち上げて「あそびとデザイン」を設立しました。
先ほど「いつか美術教室みたいなことがやりたいと思っていた」とおっしゃっていましたが、それを実現されたのですね。
吉田さん そうなんですが、オンライン教室は想定していなかったんです。
コロナで休校になった時期に「オンライン学習って、どういうことなんだろう」と思ってママ友と情報交換したんですよね。学校からはプリントが出されるだけで美術の時間がまるっきりなさそうと感じて、試しにオンラインで美術の時間が持てないかとワークショップをやってみたら、たくさんの方にご参加いただけたんです。
思った以上にコロナの期間が長かったので「オンラインでアートスクールを始めてみよう」と体制を整えました。
お絵かき教室のイメージではない美術教室
子ども向けになっているのは、そういった経緯からなんですね。
吉田さん ご要望をいただいて大人向けのワークショップを開催することもあるんですが、普段のワークショップやアートスクールの内容も「子どもも大人も楽しめること」を意識しています。
「じゃあ、この絵を描きましょう」ではなくて、「楽しい気持ちになる時って、どういう時だろう」から考えて自分で描くものを決めるんです。
同じ内容でも、子どもの方が斬新な発想が飛び出しておもしろいですよ。大人は「これを言っていいのかな」とか「これを言ったら恥ずかしい」とかフィルターがかかっちゃうんですよね。
学校の美術の時間とは異なる、「あそびとデザイン」さんだからこそ経験できる内容ですね。
吉田さん 小学校になると列からはみ出さないように注意されることが増えるのか、どんなに「自由に描いていいよ」と言っても「この色使っていいですか?」と確認してくる子どもが多いんです。未就学児の子が描く絵の方が自由な良さがあったりするので、一般的なお絵かき教室ではなくて「これで良かったんだ」「こんなにはみ出して良かったんだ」という経験が増えるアートスクールにしたいと考えています。
これまでに開催したイベントで印象に残っているものは何ですか。
吉田さん コロナになる前に、3m以上ある大きなキャンバスに海の目の前で海をえがく、 というテーマのイベントを開催したのはおもしろかったですね。
▼当時のレポート
Painting Party!
体を絵具まみれにして楽しそうな雰囲気が伝わってきますね。子どもたちにとっても、最高の思い出になりそう。
吉田さん 日頃から「子どもは遊び人であれ」と思っているんです。これからAI社会が来るにあたって、人間に残されたものはクリエティビティだと思っていて、「クリエティビティを伸ばすには」を考えています。自分で考えて失敗して工夫して、間違ってもいいから0から1を生み出すことを伝えていきたいんですよね。
ホームページの「わたしたちのページ」や Instagram でも、その想いを言葉にして伝えていますよね。
吉田さん わたし自身、出産を経て「育児って興味深い」と思ったんです。子ども心理学士の学位もとったので、その知識も活かしながら子どもの創造力を伸ばすお手伝いができればと考えています。
今後の展望
これからホームページをこうしていきたいといった展望はありますか。
商品の販売をしていきたいと考えているのですが、今は人手が足りていない状況です。「カラーミーショップ」だと「グーペ」と連携できるので、活用していきたいです。
今も、「アートスクール」の料金の支払いで「カラーミーショップ」を活用されていますよね。
吉田さん 「カラーミーショップ」のデザイン制作を請け負っていたこともあるので、使い方は理解しているんです。人手を増やして、ネットでの物販を実現させたいです。
「あそびとデザイン」としての今後の展望はありますか。
吉田さん コロナが落ち着いてきたら、福岡のどこかに対面のアートスクールを開きたいです。今も「撮影実験室」というスタジオを運営しているんですが、アートスクール兼スタジオにしたいんです。直近の目標ですね。
- 編集後記
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アートスクール運営・ワークショップ運営・デザイン制作・撮影・動画作成・SNSをおひとりでこなされている吉田さん。 そのコツを伺うと「タイムマネジメントは昔から得意なんです。」と、生き生きと楽しんでいる印象を受けました。
インタビュー中も、あらゆる引き出しから、いろんなお話しが飛び交って、共通の趣味をもつグーペスタッフと盛り上がる一幕も。
大変なことを大変と感じない、そのパワフルさから生まれる「あそびとデザイン」さんの活動を今後も楽しみにしています。