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【事例つき】野球チーム・野球部のホームページ作成方法を解説!HTMLの知識はいらない作り方

「野球チームのホームページを作りたいけど、PCに詳しい人がいない」「野球クラブにHTMLに詳しい人がいない」という方へ向けて、ホームページ作成サービス「グーペ」を使った作成方法をまとめました。
野球チームと言っても少年野球・草野球・中学校や高校の野球部と幅広く、ホームページの構成も変わってきます。本記事では、それぞれに応用できるように解説します。
なお、サンプルホームページは少年野球チームを例に作成しましたが、「メンバーや保護者へのお知らせ」など『チーム内に向けることを目的』としたため、使用する写真が最低限で済み、1日で完成しました。
野球チームのホームページ作成を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
▼目次
野球チーム・野球部のホームページ作成の目的を書き出してみよう
ホームページの目的が、「メンバーや保護者へのお知らせ」などのチーム内に向けたものなのか、「新しいメンバーを募集する」などのチーム外に向けたものなのかで構成や写真の枚数が変わってきます。
まずは、ホームページを通して、誰に何を伝えたいのかを洗い出してみましょう。
なお、冒頭でも触れたように、「野球チーム」が、少年野球・草野球・野球部のどれを指しているのかによって違いが出てきます。ここでは「少年野球」を例に進めます。
誰に | 何を |
---|---|
チームメンバーに | 練習場所、練習時間を伝える |
保護者に | 試合情報、試合結果、集金のお知らせ、お弁当の有無を伝える |
新しく入りたい人に | チームの特色、練習環境を伝える |
野球チームのホームページは、広く多くの人へ情報を届けるお店などとは違うため、上記の中で「伝えたい比重」を考えます。
チームを知っている人や関係者へ情報を届ける目的が大きい場合は、掲載する写真の枚数は少なくて済むでしょう。
反対に、新しく入りたい人に伝える目的が大きい場合は、チーム概要や印象が伝わるように説明や写真の枚数が増やす必要があるでしょう。
このように、目的を書き出すことでホームページの方向性が見えてきます。
ホームページを見に来る人とは?
先ほど、少年野球チームのホームページを見に来る人を洗い出しましたが、草野球・野球部ではどのように変わってくるでしょうか。
少年野球 | メンバー・保護者・新しく入りたい人 |
---|---|
草野球 | メンバー・新しく入りたい人 ※チームの年齢層による |
野球部 | 部員・保護者・入部希望者・部員の担任の先生などの学校関係者 |
草野球の年齢層はチームによって様々かと思いますが、社会人チームでは保護者へ向けたページは必要なくなるでしょう。野球部の場合、部外の学校関係者に大会や部員の成績を伝える必要が出てくるかもしれません。チームや学校によって異なる点は、ホームページの構成が変わってくるところでもあるので、しっかりイメージすることが大切です。
なお、ホームページを見に来る人を具体的にイメージすると、「競合チームが見に来るかもしれない」など、浮かんでくるかと思います。
ですが、「競合チームへとホームページを通して伝えたいことはあるか」を考えてみると、見に来る人に含めなくていいのではないかと判断がついていきます。
野球チーム・野球部のホームページに必要な構成を考えよう
ホームページを見に来る人が求めている情報にスムーズにたどり着けるには、どのような構成にしたら良いでしょうか。ここまでに洗い出した「ホームページの目的」「見に来る人」「伝えたいこと」をふまえて考えた構成が次の表です。
※ナビゲーション名はホームページ上のメニューの名称、機能名はグーペの管理画面の機能名称です。
チームメンバーや保護者へお知らせする情報の中には、顔が写った写真の掲載や集合場所の詳細などチーム内だけに伝えたい内容もあります。
そのため、チーム外とチーム内のお知らせページを分けました。
ナビゲーション名 | 機能名 | 用途 |
---|---|---|
お知らせ | お知らせ | チームのお知らせを発信 |
チーム案内 | フリーページ | チームの歴史や練習場を案内 |
練習・試合予定 | カレンダー・フリーページ | 試合予定を案内 ※サンプルホームページでは「カレンダー」機能を使用しました |
試合結果 | フリーページ | 試合結果を報告 |
連絡事項 | フリーページ | メンバーや保護者に向けて連絡事項を伝える |
体験・見学 | イベント予約 | 体験や見学の予約を受け付ける |
お問い合わせ | お問い合わせ | お問い合わせを受け付ける |
実際にホームページを作ってみよう
まずはホームページのトップページに掲載する写真を用意しましょう。
少年野球や野球部の場合、メンバーの顔写真を載せる場合には、事前に保護者に確認をとっておくと良いでしょう。
野球に限らず、サッカーやバスケットボールなどのスポーツチーム系のホームページを探して見てみると、後ろ姿を載せるなど工夫されているケースも見受けられます。
他のチームのホームページは構成を考えるうえでも参考になりますので、ぜひ探して見てみてください。
ホームページのメニューを最適な名称にする
先ほど作成した構成をもとに、ホームページのメニューを決めましょう。
「グーペ」に申し込みした状態では、次の「変更前」のメニュー名になっています。
この状態では、野球チームのホームページを見に来た人は、どのような情報が得られるページかわからず、迷ってしまうのではないでしょうか。
何が掲載されているページなのかが伝わるメニュー名にすることで、ホームページを見に来た人が迷わないよう配慮することが大切です。
変更前 | 変更後 |
---|---|
カレンダー | 練習・試合予定 |
イベント予約 | 体験・見学 |
メニュー名が決まったら、さっそくホームページに設定してみましょう。
変更画面が表示されたら「表示名」に変更後のメニュー名を入力して保存します。
ホームページに表示しないメニューは非表示にします。
チーム内外へのページを分けて必要な情報を届ける
構成を考える際に、チーム内外へのお知らせページを分けました。
では、「チーム外のお知らせ」と「チーム内のお知らせ」に掲載するのはどのような情報でしょうか。
あらかじめ決めておくことで、新しくお知らせしたいことが出てきた時に、どちらに届けるのか判断しやすくなります。
また、ホームページの管理者が2人以上いる場合にも有効でしょう。
以上を念頭において、チーム内外へ伝える情報を洗い出してみましょう。
【チーム内】へのお知らせとは?個人情報など配慮が必要な情報を掲載する
メンバーの顔写真など、配慮が必要な情報を掲載します。
詳しい集合場所なども限られた人だけが閲覧できることで、保護者の安心感が増すのではないでしょうか。
・詳しい練習場所や練習場所の変更
・試合時の集合場所
・試合の様子、チームメンバーの顔が写った写真
・集金の金額や期限
【チーム外】へのお知らせとは?チーム概要がわかる情報を掲載する
新しく入りたい人が「どんなチームなのか」「どんな成績なのか」「どんなスケジュールで活動しているのか」といったチームの概要がわかる情報を掲載します。
コロナ禍の今は、感染症対策に関する情報もあると良いでしょう。
・メンバー募集
・チームの説明
・練習、試合の予定
・試合結果
・チームの感染症対策
洗い出しが完了したら、さっそくお知らせページを作成していきましょう。
メンバーや保護者だけが見られる合言葉付きのページを作る
フリーページでは、ページごとに合言葉を設定できます。
合言葉を設定したページは合言葉を知っている人だけがページを閲覧できるようになります。
先ほど洗い出した【チーム内】へのお知らせを掲載し、閲覧対象となるチームメンバーや保護者にのみ合言葉を伝えましょう。
サンプルホームページで合言葉付きのページを作成しましたので、実際の表示をご覧ください。
※合言葉は「info」と入力してください。
チームの特色も連絡事項も作成できるフリーページ
写真の枚数や大きさ、文章の量など、自由にレイアウトできるのもフリーページの特徴です。
サンプルホームページでは「チーム案内」「試合結果」「連絡事項」でフリーページを使用し、文字の色を変えたり、表やスコアを掲載したりと、それぞれ異なるレイアウトになっています。
チーム紹介ページは名刺のようなもの
続いて、フリーページを使って「チーム紹介」ページを作成してみましょう。
どんな情報を掲載しようか迷った時は、「見に来る人は誰なのか」に立ち返ってみましょう。
サンプルホームページでは「新しく入りたい人とその保護者」をイメージして作成しました。
「新しく入りたい人とその保護者」が知りたいと思われるものは何かを考えて洗い出したのが以下です。
・チームメンバーの年齢層
・実際に通えるのか(練習日時と練習場所)
・費用面
・準備する道具
これらを文章に落とし込んで完成したのが「チーム案内」ページです。
実際に公開されている野球チームや野球クラブ、野球部のホームページを検索して見てみても、チーム紹介として掲載されている内容は様々です。
最初に洗い出した「ホームページの目的」や「見に来る人」をもとに、掲載内容を整理しましょう。
試合結果ページにスコアを掲載する
野球チームや野球部のホームページでは、試合結果となるスコアを掲載するケースもあるでしょう。
HTMLが分からなくても、「グーペ」で用意されているテンプレートでスコアを作成できます。
テンプレートから「スコア(野球)」を選びます。
仮のスコア表が作成されるので、チーム名や実際のスコアを入力すると完成です。
カレンダーに試合予定を登録する
カレンダー機能を使って、練習や試合の予定を登録しましょう。
▽マニュアル – カレンダーを更新する
今回使用したテンプレート「Spoon」では、ホームページにアクセスした当日にカレンダーに登録されているスケジュールがあると、トップページにも表示されるようになっています。
なお、フリーページを使って練習や試合の予定を掲載することも可能です。
イベント予約機能で「体験・見学」を受け付ける
体験や見学の予約は、オンラインで受け付けることが可能です。
電話で受け付けているとすぐに出られる状況ではなかったり、メモをしなくてはいけなかったりと大変ですが、ホームページで受け付けることで、その手間から開放されます。
受け付けた予約は、管理画面で一覧で見ることができます。
予約ページの作成は、用意された項目にそって入力するだけで完成します。
管理画面「運用管理:イベント予約」
予約をする人が入力するページでは、受付状況や予約数の残りがわかりやすく表示されています。
詳しい操作方法は 事例つき!「イベント予約」機能を使いこなそう をご参考ください。
なお、予約ページを作成する画面には、自由に入力できる「本文」という項目があります。
「本文」を利用して、「感染対策のため、1日1組までとしています」といった注意書きを表示することも可能です。
野球チームのホームページ事例
「グーペ」を使って作成され、実際に運用されている野球チームのホームページを紹介します。
「インフォメーション」で、体験を検討している人に向けた案内をしていたり、保護者へ向けた合言葉付きのページが用意されていたりと、「ホームページを見に来る人」に必要な情報が届けられる作りになっています。
カレンダーに試合予定を登録するのブロックで「フリーページを使って練習や試合の予定を掲載することも可能」と記載しましたが、まさに大浜ビッグベアーズさんのホームページは「試合予定」がフリーページで作成されているので参考になります。
野球チームのホームページをグーペスタッフが作ってみました
以上をふまえて、非デザイナーのグーペスタッフがホームページを作ってみました。
メニュー名はシンプルに、見に来た人が迷わないよう配慮しました。
少年野球チームを例に作成したため、チームメンバーである小学生が見ることも考え、シンプルでわかりやすいテンプレート「Spoon」を使用しました。
年齢層が上がる草野球のホームページでは、また違ったデザインに仕上がるのではないでしょうか。
まとめ
今回は野球チーム・野球部のホームページ作成の手順を解説しました。
サンプルホームページでは少年野球を例にしましたが、社会人による草野球でも、中学や高校の野球部でも同じ流れで作成できます。
大切なのは、見に来る人が迷わないこと、必要としている情報にたどり着けることです。
なお、定期的に更新され、新しい情報が掲載されていることも重要です。
管理者が更新しやすいホームページ作成サービスを検討してみてください。