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【失敗しない!ドメイン選び】オリジナルのURLでアピールしよう!初心者のためのURL(ドメイン)講座

ホームページが完成したら、たくさんの方に見てほしい!
ホームページの存在を知ってもらうにはどうしたらいいんだろう?
と、ホームページを作成するにつれ新たな目的や悩みが生まれてくるのではないでしょうか。
完成したホームページを見てもらうには、まずはURLをお知らせする必要がありますが、どのようなURLになっているかは、ホームページの認知度を高めるのに重要なポイントとなります。
今回は、このURLに焦点をあててご説明していきます。「URLって何?」という方や「独自ドメインってよく聞くけど、URLとどう違うの?」という方は必見です。
▼目次
URLとは?
URLは、<http://><https://>からはじまるアドレスのこと。
※くわしくは、用語集の中でもご説明しています。
「グーペ」の場合、作成したホームページは次のようなURLで公開されます。
http://r.goope.jp/***(アカウント)
「***」部分は、ご希望の文字列を登録することができます(希望の文字列が他の人に取得されている可能性もあるので、ご注意ください)。
サーバーをレンタルしたりブログを開設するなど、ウェブサービスを使って自分のページを持つ場合も提供元会社が発行するURL+希望した文字列なることがほとんどかと思います。
「グーペ」を使っている場合は上記のタイプの他に、ドメイン取得サービスで http://***.com http://***.jp のような 独自ドメインを取得して、ホームページに設定することも可能です。
独自ドメインとは何かを、さらに詳しくご説明いたします。
ドメインって何?ホームページの「住所」を理解しよう
ドメインの基本的な意味
まず、ドメインとは何かを簡単に説明します。ドメインは、インターネット上にあるホームページの「住所」のようなものです。例えば、グーペで作成されたサンプルホームページのURL「https://r.goope.jp/sample」では、この中の「goope.jp」がドメインです。この住所があるからこそ、誰かがブラウザにURLを入力したときに、あなたのホームページにたどり着けるのです。
ドメインは、インターネットの世界で「ここが私の場所!」と主張するための大切な名前なんですね。もしドメインがなかったら、ホームページはただの数字の羅列(IPアドレス)でしか表せません。例えば、「192.168.0.1」のような数字だけだと覚えるのが大変です。ドメインのおかげで、私たちは「goope.jp」のように覚えやすい名前を使えるんです。
ドメインの構造を分解してみよう
ドメインにはいくつかの部分があります。それぞれの役割を知っておくと、選び方がもっとわかりやすくなります。
- トップレベルドメイン(TLD):ドメインの最後につく部分で、「.com」「.jp」「.org」などがあります。これが住所の「国」や「地域」を表すようなイメージです。
- セカンドレベルドメイン:TLDの前にある部分で、「example」の部分です。ここがあなたのホームページの名前になります。
- サブドメイン:必要に応じて「blog.example.com」のように「blog」などの部分を追加できます。これはメインのホームページの中の特定のエリアを示します。
たとえば、「shop.example.co.jp」なら、「.co.jp」が日本の企業向けのTLD、「example」がサイト名、「shop」がサブドメインです。ちょっとしたパズルみたいで面白いですよね!
なぜドメインがホームページに必要なのか?
ホームページの「顔」としての役割
ドメインは、ただの住所ではありません。あなたのホームページの「顔」や「ブランド」でもあるんです。たとえば、「cat-lover.com」というドメインを見ただけで、「猫好きの人が集まるサイトかな?」と想像できます。ドメインは訪問者に第一印象を与える大切な要素なので、適当に決めてしまうのはもったいないです。
SEOにおけるドメインの重要性
ここで少し専門的な話になりますが、SEO(検索エンジン最適化)でもドメインは大きな役割を果たします。検索エンジン(Googleなど)は、ドメイン名を見て「このサイトはどんな内容かな?」と判断する手がかりにします。たとえば、「best-soccer-tips.com」というドメインなら、サッカーのコツを紹介するサイトだと予想できますよね。キーワードをドメインに含めると、検索結果で上位に表示されやすくなる可能性もあります。
ただし、詰め込みすぎは逆効果。「soccer-tips-best-free」みたいに不自然だと、かえって信頼性が下がることもあるので注意が必要です。自然で覚えやすい名前にしましょう。
MEOやAIOとの関係
もし地域密着型のホームページを作りたいなら、MEO(地域検索最適化)も意識するとGOOD。「tokyo-bakery.jp」のように地域名を入れると、東京のベーカリーを探している人に見つけてもらいやすくなります。
また、最近注目されているAIO(AI最適化)では、AIがドメインを見てコンテンツの関連性を判断することもあります。未来を見据えたドメイン選びが大事なんです!
独自ドメインを取得する方法
独自ドメインを取得する方法はいくつかありますが、独自ドメインを取得・管理できるウェブサービスを利用する方法が主流です。取得する場合は、利用料金が発生しますのでご注意ください。また金額については上記でいう「△△△」部分( .com や .net など)によって異なる場合もあります。
また独自ドメイン取得サービスを利用せず、ホームページ作成サービスやブログサービス側で取得できる場合もあります。グーペでは独自ドメインの取得・設定がかんたんにできる「独自ドメインオプション」もご用意しております。
▽独自ドメインを取得する方法について解説した記事はこちら
【人が集まるサイトの常識!?】独自ドメインを取得する2つの方法
続いては、この独自ドメインを設定するメリットと失敗しない!ドメイン選びについてご紹介します。
独自ドメインを設定するメリット
検索結果や訪問数への影響
ドメインは、よく「インターネット上の住所」と例えられます。テーマに合ったもの、わかりやすいものなど、ホームページのイメージが伝わるドメインかどうかは、検索結果や訪問数に影響を与えます。
たとえば、豚肉店のホームページをつくった時に、ドメインが
http://beef-shop.**
だったら…?
豚肉店を経営するあなたの名刺に
http://beef-shop.**
と書いてあったら…?
あれ、牛肉店なの?ってなりますよね。
豚肉店を探して検索した時に、仮に検索結果に表示されたとしても、牛肉店だと思われてクリックされない(ホームページにたどり着けない)といったこともおこりそうです。
ドメインが http://pork-shop.** となっていると、豚肉店のホームページであることが想像でき、検索エンジンでpork(豚肉)を探している人がホームページにたどり着いてくれる確率が高くなるわけです。
信頼度アップ
会社やお店などのホームページの場合、独自ドメインが設定されていることは信頼度のアップにつながります。ホームページに設定した独自ドメインでメールアドレスを作成する場合、次のどちらが信頼できるでしょうか。
info@beef-shop.**
beef-shop@フリーメール
フリーメールは誰でも簡単に取得できるメールアドレスですが、これが会社やお店のお問い合わせメールアドレスだったら…?
ドメインの選び方。失敗しないためのポイント
ドメインを適当に選ぶと後悔することもあるので、ここでは選び方のコツをしっかりお伝えします。ポイントを押さえれば、素敵なドメインが手に入りますよ!
1. シンプルで覚えやすい名前にする
長いドメインや綴りが難しいものは避けましょう。「myhomepage2023」より「mysite」の方が覚えやすいですよね。訪問者がすぐに覚えて、また戻ってきてくれるような名前にするのがコツです。
2. キーワードを上手に取り入れる
先ほどSEOの話をしましたが、ホームページの内容に関連するキーワードを入れると効果的です。たとえば、写真がテーマのサイトなら「photo-fun.com」のようにすると、写真好きの人にアピールできます。ただし、自然さが大事なので、無理やり詰め込むのはNGです。
3. トップレベルドメイン(TLD)をどう選ぶ?
TLDはたくさん種類があります。それぞれの特徴を知って、自分の目的に合ったものを選びましょう。
- .com:世界中で一番使われているTLD。どんなサイトにも合う万能選手です。
- .jp:日本向けのサイトなら信頼感アップ!「日本製」のイメージがあります。
- .org:非営利団体やコミュニティ向けにぴったり。
- .shop:オンラインショップを作りたい人におすすめ。
たとえば、学校のプロジェクトなら「.edu」、地域のお店なら「.co.jp」も候補になります。自分のサイトの「雰囲気」に合うものを選んでみてください。
トップレベルドメイン(TLD)とは?
トップレベルドメイン(TLD)は、インターネットの住所であるドメイン名の一番右側に位置する部分です。例えるなら、住所における「国」や「地域」のような役割を果たします。ウェブサイトがどのような種類のものか、あるいはどの国に所在しているかといった情報を示す手がかりになります。
TLDにはいくつかの種類があり、それぞれ異なる目的や意味を持っています。主なTLDの種類と例を挙げて解説します。
1. gTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)
特定の国や地域に限定されず、誰でも比較的自由に取得できるTLDです。ウェブサイトの種類や目的を表すことが多いです。
- .com:営利団体(Commercial)向けとして作られましたが、現在では最も一般的なTLDの一つです。
- 例:google.com、amazon.com
- .org:非営利団体(Organization)向けとして作られました。
- 例:wikipedia.org、mozilla.org
- .net:元々はネットワーク関連の団体向けでしたが、現在では広く利用されています。
- 例:example.net
- .info:情報提供(Information)を目的としたサイト向けです。
- 例:example.info
- .biz:ビジネス(Business)向けのTLDです。
- 例:example.biz
近年では、さらに多くの種類のgTLDが登場しています。
例:.online、.shop、.blogなど
2. ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)
国や地域ごとに割り当てられたTLDです。原則として、その国や地域に所在する組織や個人が利用します。
- .jp:日本(Japan)に割り当てられたTLDです。
- 例:yahoo.co.jp、rakuten.co.jp
- .us:アメリカ合衆国(United States)に割り当てられたTLDです。
- 例:whitehouse.gov
- .uk:イギリス(United Kingdom)に割り当てられたTLDです。
- 例:bbc.co.uk
- .cn:中国(China)に割り当てられたTLDです。
- 例:baidu.com
- .kr:韓国(Korea)に割り当てられたTLDです。
- 例:naver.com
3. sTLD(スポンサードトップレベルドメイン)
特定の団体やコミュニティによって管理・運営されているTLDです。
- .museum:博物館(Museum)に関連する団体向けのTLDです。
- 例:example.museum
- .travel:旅行(Travel)業界に関連する企業や団体向けのTLDです。
- 例:example.travel
- .edu:教育機関(Educational)向けのTLDです。主にアメリカの教育機関が利用しています。
- 例:mit.edu
- .gov:政府機関(Government)向けのTLDです。主にアメリカの政府機関が利用しています。
- 例:usa.gov
- .mil:軍事機関(Military)向けのTLDです。主にアメリカの軍事機関が利用しています。
- 例:army.mil
4. ブランド性を意識する
将来、自分のサイトが大きくなったときのことを考えてみましょう。「pizza-king.com」なら、ピザの王様を目指すブランド感が出ますよね。ユニークで個性的なドメインは、ライバルとの差をつけるチャンスです。
5. 他のサイトとかぶらないかチェック
同じドメインは2つ存在できません。すでに使われている名前を選んでしまうと、取得できないので注意が必要です。まずは、希望のドメインがまだ空いているかどうかを確認しましょう。
このように、ホームページ運営においてドメインはとても重要です。たくさんの人に見てもらえるドメイン、魅力が伝わるドメインを探してみてはいかがでしょうか。
ドメイン取得後の注意点と活用法
更新を忘れないで!
ドメインは「借り物」です。普通は1年ごとに更新が必要で、忘れると他の人に取られてしまうことも。カレンダーにメモしておくか、自動更新を設定しておくと安心です。
メールアドレスにも使える
ドメインを取得すると、「info@my-site.com」のようなオリジナルメールアドレスが作れます。友達やお客さんに教えると、カッコいい印象を与えられますよ。
SNSや名刺にも載せよう
ドメインが決まったら、TwitterやInstagramのプロフィール、名刺にも載せてみましょう。あなたのサイトをたくさんの人に見てもらえるチャンスが広がります。
まとめ:ドメインでホームページを輝かせよう!
ここまで、ドメインの基本から選び方、取得方法までを詳しく見てきました。ドメインはホームページの「顔」であり、SEOやMEO、AIOでも重要な役割を果たします。シンプルで覚えやすく、自分のサイトにぴったりの名前を選ぶことが成功の第一歩です。そして、信頼できるサービスを使って簡単に取得できるので、ぜひ挑戦してみてください。
ホームページ作りは、ドメイン選びから始まる楽しい冒険です。あなただけのオリジナルドメインで、インターネットの世界に自分だけの場所を作りましょう。わからないことがあれば、またこの記事に戻ってきてください。一緒に素敵なホームページを作り上げる夢を叶えていきましょう!