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ホームページ集客を成功させる方法やコツとは?ポイントを解説

せっかく用意したホームページが、集客や実際の収益に結びついていないといったお悩みはありませんか。
・ホームページの集客がうまくいっていない
・何から手をつけていいのか分からない
といった方向けに、
本記事では、ホームページによる集客とは何をすればいいのかを分解して解説していきます

ホームページ集客に必要な3ステップ

ホームページを利用した集客を成功させるためには、3つのステップがあります

1.ホームページに人を呼べる状態にする
2.ホームページへアクセスを集める
3.ホームページ、あるいはオフラインでアクションしてもらう

『ホームページ集客』といった場合、1.と2.のみを指す場合もあるでしょう。
目的がホームページへのアクセスが集まることであればよいのですが、それは特殊な場合です。
目的がかなって初めて、集客が成功したといえるのではないでしょうか。

ホームページへの集客の目的を明確にしよう

なぜ『ホームページ集客』をしようと思ったのでしょうか。
最初に目的を明確にすることで、各ステップを通して行うことの判断基準になります。

たとえば
・お問い合わせ、資料請求、予約を増やしたい
・来店数を増やしたい
・販売数や売上を伸ばしたい
・求人を募りたい

集客できるホームページ作りのポイント・コツ

ホームページに必要なものは目的にかなった内容であり、
ホームページを見にきた人にとって見やすく、迷わず知りたい情報にたどり着けて、運営者とのコミュニケーションやアクションの手段があることです。

言葉にすると分かったようで具体的には分かりにくいかもしれません。
以下では、何をどのように整えていけばいいのか説明していきます。

顧客像を明確にする

ホームページを見にくる人はどのような人ですか。
マーケティングの世界ではターゲットやペルソナ、という言葉で表現する場合もありますが、ここでは顧客像といいます。
顧客が年代、性別、職業、居住地、特徴などどんな属性をもつのか明確にすることで、
どのような言葉を使えばいいのか、何を伝えればいいのか明確になっていきます。

顧客像が広い場合は、主要な層を思い浮かべてください。

いくつか例を挙げておきます。考える際の参考にしていただければ。
・中学受験に特化した小学生向けの学習塾
  顧客像:地域は◯◯。小学生の子をもつ、教育に関心の高い保護者。
・相続や遺言を専門にした士業事務所
  顧客像:地域は◯◯。中高年。自身の資産に関する相談、あるいは相続する立場になっての相談。
・住宅街の中にある隠れ家的なネイルサロン
  顧客像:地域は◯◯。近隣の30〜40代の方。

以下の参考(記事)では、ホームページを見にくる人および知りたい情報について、整骨院・接骨院を例に洗い出しています

▽参考(記事)
【事例つき】整骨院・接骨院のホームページ作成のコツは?すぐに試せる作り方を解説!

会社(店舗)案内やスタッフ紹介で自己紹介をする

会社やお店の概要は、所在地や代表者名、連絡先だけでなく、どのような理念のもとに運営しているのか記載しましょう。
ホームページを見にきた人にとって、会社やお店が提供するサービスや商品を信頼してよいのかの判断材料になります。
作り手や担い手が重要視される商品やサービスの場合は、スタッフの自己紹介に資格や経歴、得意なことを加えることで信頼性につながります。

求人が目的の場合は、会社やスタッフのことをもっと知りたいと思うでしょう。
会社の制度や環境、働いている人の声をまとめたページを充実させましょう。

<関連するナビゲーションメニュー名>
・会社概要
・店舗紹介
・スタッフ紹介
・理念、こだわり、フィロソフィー
・沿革

以下の参考(記事)では、保護者の不安や疑問を解決して信頼につながる、幼稚園・保育園のホームページの構成・ページづくりを解説しています。

▽参考(記事)
【事例つき】幼稚園・保育園のホームページ作成のコツは?作り方を丁寧に解説!

商品・サービスの魅力を伝える

自身で提供している商品・サービスの魅力を表現できていますか。
商品・サービスを利用したときをイメージしやすいように、画像を添えての手順や利用方法の説明がありますか。

もしかしたら、自身で気がついていない、お客様ならではの視点でしか分からない別の魅力があるかもしれません。
第三者に聞いてみるのもいいでしょう。
「お客様の声」を掲載するページもよさそうです。
Instagramで、ご利用のお客様の投稿をストーリーズで集めて掲載しているのも、お客様への感謝に加えて、同じ理由かもしれません。

たとえば、理念やこだわりのページで、どんなに良質なものを使用しているかを表現していることは、信頼性だけでなく魅力にもつながります。

<関連するナビゲーションメニュー名>
・お客様の声
・商品、サービスの単独ページ
・理念、こだわり、フィロソフィー

以下の参考(記事)では、旅館やホテルが宿の魅力を伝える単独ページ「温泉」「お部屋」といったページの作り方や、エステサロンの「お客さまの声」ページの作り方を紹介しています。

▽参考(記事)
【事例つき】旅館・ホテルのホームページの作成方法を解説!宿の魅力をたっぷり伝える作り方
エステサロンのホームページ作成方法を解説!即実践できる作り方とは

連絡手段を用意する

疑問が生じた、あるいはもっと詳しく知りたいといった場合に、連絡がとれる手段はありますか。
お客様が商品・サービスを検討する際に生じた疑問にお答えできるようにしておきましょう。
お問い合わせフォームやメールアドレス、電話番号、SNSのダイレクトメッセージなどです。

目的が「お問い合わせ・資料請求・予約」といった場合にはアクションしやすいように、ホームページを見にきた人の閲覧経路を想定して、必要に応じてリンクボタン配置しましょう。
求人や購入が目的であっても同様です。

<関連するナビゲーションメニュー名>
・お問い合わせフォーム
・よくある質問

以下の参考(記事)では、行政書士事務所のホームページを例に「お問い合わせフォーム」、ネイルサロンのホームページを例に「予約受付ページ」の作り方を紹介しています。

▽参考(記事)
【事例つき】行政書士のホームページ作成方法を解説!即実践できる作り方とは
【事例つき】ネイルサロンのホームページ作成方法を解説!即実践できる作り方とは

更新頻度

ホームページの「お知らせ・新着情報」の最新投稿が1年以上前だったりしていませんか。
年単位で更新されていないホームページを見た人はどう思うでしょうか。
商品やサービスが現在は提供終了しているのではないか、あまり力を入れていないサービス・商品ではないか、
と不安になってしまうかもしれません。
「お知らせ」や「新着情報」、「スタッフブログ」などがあれば、適宜更新しましょう。

<関連するナビゲーションメニュー名>
・お知らせ
・スタッフブログ

▽参考(記事)
【事例つき】農家・農園のホームページの作り方|効率的な作成方法とスキマ時間に情報発信するコツ

ホームページへの効果的な集客方法

ホームページへ誘導するための手段を紹介します。
有料あるいは無料で行えるもの、長期的に取り組む必要があるもの、即効性のあるものなどそれぞれ特徴があります。
ご自身の事業、投下できる予算やリソースにあったものを取り入れると良いでしょう。

SEO

SEO(Search Engine Optimization)とは、ホームページをウェブ検索結果において上位に表示させるための対策をいいます。
専門の業者に依頼すれば有料ですが、自身で行えば無料で行える施策であるため、多かれ少なかれ取り組んでいる方が多い方法です。
長期的に取り組む必要があり、効果が出るのに時間がかかります。

希望するキーワードで検索されたとき、検索ユーザーが求めている情報がある「よいサイト」であろうことをGoogleの検索アルゴリズムを通して認識されれば上位に表示されます。
さまざまな検索エンジンサービスがありますが、Googleのシェアが圧倒的であるため、SEOというとGoogleの検索アルゴリズムへの施策になります。

▽参考
Google検索でウェブサイトをアピールする方法
▽参考(記事)
【初心者さん向け】Search Consoleの機能『URL検査』とは?
その他のSEO記事一覧

MEO

MEO(Map Engine Optimization)とは、GoogleMapでの検索結果において上位表示させるための対策をいいます。
Googleで検索すると、ウェブ検索結果よりも上位に地図検索結果が表示されるため、実店舗をもつ事業者にとってはSEOと同じくらい重要度の高い施策です。
実店舗をもっているにもかかわらず「Googleビジネスプロフィールって何?」と思われた方は、ぜひ以下の参考(記事)をご覧になってください。

▽参考(記事)
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を最適化して実店舗への集客に備えよう
集客するならGoogleマイビジネス!Googleマップや検索結果にお店の情報をのせる方法

▼Google検索で「地域 カフェ」で検索した例(地図検索結果がまず掲載されています)

SNS

X(旧Twitter)、Facebook、Instagram、LINE、YouTube、TikTokなどです。
全部を運用する必要はなく、事業や顧客にあったSNSを運用しましょう。
顧客にとって有意義な情報を継続的に発信し続けることでフォロワーが増えたり、拡散につながったりが見込めます

SNSも専門の業者に依頼すれば有料ですが、自身で行えば無料で行えます。
集客施策のなかでも取り組みやすい施策のひとつです。

▽参考(記事)
X(旧Twitter)のフォロワーを増やす初歩的な3つの方法

オウンドメディア

オウンドメディア(Owend Media)とは企業が自身で運営するメディアのことです。
広義ではコーポレートサイトやパンフレット、SNSなど自身で運営するあらゆる媒体(メディア)が含まれますが、ウェブマーケティングの分野では一般に企業が自身で運営するブログ形式の情報サイトを指します。
見る人に価値のある役立つ情報を発信することで潜在顧客の獲得、ファンづくりにつながり、最終的には事業のホームページへの送客、顧客への醸成となっていくことを目的とします。
オウンドメディアも自身で運営できればサーバー費用など諸費用以外は無料ですが、企画力が必要なだけでなく運営には手間がかかります。
長期的に取り組む必要があり、効果が出るのに時間がかかります。

検索広告(リスティング広告)

GoogleやYahoo!Japan、MSNなど主要なポータルサイトの検索窓で検索した際、検索キーワードに応じて、検索結果ページに表示されるテキスト広告です。
広告なので有料ですが、設定や入金などの手順さえ踏めば、概ね即掲載されます。
キーワードによってはクリック単価が異なったり、そもそも検索されることのないキーワードでは表示機会がなかったりします。

SNS広告

X、Facebook、Instagram、LINE、YouTube、TikTokなどに広告を配信することができます。
各SNSにより掲載手法は異なります。
どのようなカテゴリをフォロー・閲覧しているか、年代、地域などでターゲットを絞ることができたり、タイムライン上などに広告を配信することができたりします。

その他ウェブ広告

アフィリエイト(成功報酬型広告)、ディスプレイ広告、メール広告、記事広告などがあります。

ホームページ集客で目標を達成するために

予算と時間をかけて、ホームページへのアクセスが増えました。

購入、来店、お問い合わせ、資料請求、SNSのフォローなど望むアクションがともなっていますか。
ホームページを見にきた人に、こちらが望むアクションをしてもらう必要があります。
行動を促す「きっかけ」を作り、それを発信してみましょう

・初回無料
・割引あるいは特典付き
・お試し期間
・サンプルプレゼント
・ポイントプレゼントあるいはポイント数倍
・キャンペーン
といったことがきっかけとなり、何かを買ったり、試したりした経験はないですか。
お得感があることやキャンペーンは、試してみようというきっかけになります。

サービスや商品に応じた無理のない範囲で設定したら、「お知らせ」やSNSなどでお得感が伝わるように掲載するとよいでしょう。

▽参考(記事)
簡単!「グーペ 」のクーポン機能の使い方

ホームページ集客がもっと良くなる!アクセス解析と改善

ホームページへの集客状況を詳しく知ることで、課題や気づきを得ることができます。
課題や気づきから、ホームページをよりよくアップデートしていきましょう。

Googleが提供しているGoogleアナリティクスは、無料でも利用することが可能で、以下のようなことがわかります。
・ホームページの来訪者数
・ページ別のアクセス数、離脱率、滞在時間
・使用デバイス
・閲覧される時間帯
など。

アクセス解析結果からの改善例
・ページ別のアクセス数で誘導したいページへの流入数が少ない場合にはトップページからの誘導バナーを設定する。
・滞在時間、閲覧ページ数が少ない場合にはコンテンツを増やす、各ページ相互の関連性を考慮したリンクを設定する。
・閲覧数の多い時間帯に、SNSやお知らせの更新をする。
・アクセス数は多いのに、購入やお問い合わせに繋がっていない場合は、フォームや掲載情報を見直す。
・アクセス数が多かったり、滞在時間の長かったりするページは興味関心が高いので、情報の追加・横展開を検討する。

以下の参考(記事)では、Googleアナリティクスの始め方や「グーペ」の「アクセス解析」機能でできることを解説しています。合わせてご覧ください。

▽参考
Googleアナリティクス
▽参考(記事)
ホームページのアクセス数を調べる方法【初心者向け】

▼Googleアナリティクスのレポート表示例(データはデモアカウントです)

まとめ

『ホームページ集客』について、集客できるホームページ作りのコツから、有料・無料の集客施策、顧客の行動を促す施策に分けてご案内しました。加えて、準備段階にあたるホームページおよび集客の「目的」と「顧客像」の明確化、および集客施策を実行しつつ検証・改善にあたるアクセス解析と改善の必要性についても説明しました。

大事なことは、ホームページを見にきた人が知りたいことおよび提供するサービス・商品の魅力や理念を分かりやすく表現することです。
あとは、お客様の反応(お客様とのコミュニケーション)、アクセス解析を通しての小さな改善の積み重ねを続けていくことで、ホームページ運営も集客もより良くなっていきます。

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